FX自動売買に興味はあるけど、どのツールを選べばいいのかわからないという方、多いのではないでしょうか?
自動売買は便利そうだけど、自分のお金の運用を任せるため危険だったり損をしないかなど不安は多いですよね。
自動売買ツールについてよく理解してから始めたいよね!
おすすめのツールも教えてほしい!
この記事では、FX自動売買についての解説とおすすめツール、その選び方について初心者でも安心して取り組んでいただけるように説明しています。
FXの自動売買ツールに関する説明が不要な方は、FX初心者におすすめのFX自動売買ツール6選に進んでください。
FX初心者におすすめの自動売買ツール3つの種類
まずはFX自動売買ツールについて、仕組みを説明します。
FX自動売買ツールとは
FX自動売買ツールとは、FX取引を自動化するためのソフトウェアです。
これはプログラムされたアルゴリズムに基づいて特定のパラメーター(価格、タイミング、数量など)で取引を実行します。
人が取引を行うのに比べ、FX自動売買ツールには以下のメリットがあります。
- 効率的な取引ができる
- 感情に振り回されない
- 多元化によりリスク分散
FXの自動売買ツールは人と違って疲れることがありません。
また、24時間人よりも高速で取引を行い、恐怖や貪欲などの感情に影響され不適切な取引を行う心配もないのです。
また、同時に複数の通貨ペアや戦略を取引することが可能となり、リスクを分散させることができるといった人間にはできない取引が実現できます。
では、FX自動売買ツールはどのようなアルゴリズムに基づいて取引を行うのでしょうか。
以下に代表的な種類を挙げ解説します。
リピート注文型
リピート注文型とは、特定の条件が満たされると繰り返し同じ取引を行う自動売買システムのことを指します。
具体的には、自身の設定した買いや売り・値幅(注文の条件)の範囲内で、システムが自動で注文と決済を機繰り返します。
一定の値幅で価格が変動するレンジ相場と相性がよく、中長期的に少しずつ利益を出したい方におすすめなシステムです。
しかし、急な為替相場の変動に弱く、短期間に大きな利益を狙いたい方には不向きとなっております。
ストラテジー選択型
ストラテジー選択型とは、あらかじめFX会社によって用意されたストラテジー(戦略)を選択して取引を行うシステムです。
有名トレーダや学者が作った数多くのストラテジーから選択するだけで自動売買を行ってくれるので、FX取引初心者にはおすすのシステムです。
一方、細かい設定ができないので上級者には不向きと言えます。
ストラテジー設定型
ストラテジー設定型とは、ストラテジー選択型と異なり、自身でストラテジー(戦略)をカスタマイズして行うシステムです。
自由度が高く、細かい条件を設定できるので、自分だけのシステムを構築できます。
FX取引の上級者にはおすすめのシステムですが、FX取引に対する豊富な知識が必要ですし、
ストラテジーの開発まで行うにはプログラミングの知識も必要となるので初心者にはおすすめできません。
FX初心者におすすめのFX自動売買ツール6選
ここからはFX初心者におすすめの自動売買ツールを6つご紹介します。
どのツールも最小取引単位が1,000通貨以下で始められ、難しい仕組みのない直感的でわかりやすいものばかりです。
それぞれ魅力的な特徴がありますので、気になられた方はリンクからさらに詳しい情報をチェックしてみてください。
※記載しているスプレッドや最小取引単位、取引通貨の種類は記事作成当時のものであり、変動する可能性があります。
初心者におすすめのFX自動売買ツール① インヴァスト証券【トライオートFX】
インヴァスト証券【トライオートFX】は利用者に初心者が多く、初めて自動売買ツールを使う方に人気です。
最小取引単位 | 1,000通貨 |
通貨ペアの種類 | 17 |
システム | リピート |
スプレッド | 0.3~1.8銭 |
最小取引単位が1,000通貨でスプレッドはドル円0.3銭、ユーロ円0.5銭と狭いので初めての方でも始めやすくなっております。
「トライオートコンシェルジュ」という自動売買ツールの利用者の悩みに専任のスタッフが答えてくれるサポートがあり、初心者でも安心して利用できます。
また、トレードルールのカスタム性が高く上級者も満足のいくツールです。
メリット | デメリット |
・充実のサポート ・難易度が易しい順に 「セレクト」「チャートメイク」「ビルダー」 の3種類があり、初心者から上級者まで満足できる | ・デモ口座がない ・通貨ペアが他社と比べて少ない |
初心者におすすめのFX自動売買ツール② インヴァスト証券【マイメイト】
インヴァスト証券【マイメイト】はAIを使った画期的な自動売買ツールです。
最小取引単位 | 1,000通貨 |
通貨ペアの種類 | 16 |
システム | AI |
スプレッド | 変動制 |
エージェントと呼ばれるAIが多数存在しており、各エージェントが独自のAIで日々学習をしているので、
自動で利益の最大化を目指してくれます。
成績のいいファンドを選んでAIに運用を任せるだけでいいので、初心者でも安心して始めることができます。
サポートも充実しており、取引の操作方法や注意点、初歩的な質問など様々な疑問に電話やメールで対応してくれます。
メリット | デメリット |
・AIが自動で利益を最大化してくれる ・充実のサポート ・FXの知識や経験がなくてもOK | ・AIの売買基準が不明 ・投資助言報酬が1千通貨毎に1円(税込) スプレッドに含まれる。 |
マイメイトについては下の記事で詳しく紹介していますので、気になった方はご覧ください。
初心者におすすめのFX自動売買ツール③ 松井証券【MATSUI FX】
松井証券の【MATSUI FX】は他社と比べて圧倒的に初心者向けと言えます。
最小取引単位 | 1通貨 |
通貨ペアの種類 | 20 |
システム | リピート |
スプレッド | 0.2~1.6銭 |
理由としては、最小取引単位が1通貨単位でスプレッドも業界最狭水準と、
とにかく小額から始めることができるからです。
メリット | デメリット |
・最小取引単位が1通貨単位 ・スプレッドが業界最狭水準 | ・大きなリターンを得にくい ・リピート注文型のみで 上級者には物足りない |
MATSUI FXについては下の記事で詳しく紹介していますので、気になった方はご覧ください。
初心者におすすめのFX自動売買ツール④ 外為オンライン【iサイクル2取引】
外為オンライン【iサイクル2取引】は自動売買のシステムが3種類と豊富です。
最小取引単位 | 1,000通貨(ミニコース) |
通貨ペアの種類 | 26 |
システム | リピート,選択,設定 |
スプレッド | 1.0銭 |
つまり、初心者から上級者まで使えるツールが揃っており、自身のレベルに合わせた自動売買ができます。
メリット | デメリット |
・豊富な自動売買システム ・類型口座開設数が多く人気がある | ・ミニコースは1,000通貨から始められるが、 通常コースは10,000通貨からと初期投資が大きい。 |
初心者におすすめのFX自動売買ツール⑤ FXブロードネット【トラッキングトレード】
FXブロードネット【トラッキングトレード】はスプレッドの安さとシンプルでわかりやすい注文ルールが魅力です。
最小取引単位 | 1,000通貨 |
通貨ペアの種類 | 24 |
システム | リピート |
スプレッド | 0.2銭 |
その他にも、最小取引単位が1,000通貨単位、スマホ運用も可能など初心者が取り組みやすい特徴が豊富となっています。
メリット | デメリット |
・0.2銭(原則固定)の低スプレッド ・シンプルでわかりやすい注文ルール ・最小取引単位が1,000通かと低い | ・リピート注文型のみで 上級者には物足りない ・細かい設定ができない |
初心者におすすめのFX自動売買ツール⑥ トレイダーズ証券【みんなのシストレ】
トレイダーズ証券【みんなのシストレ】はみんなのFXの口座開設完了後に、
入金画面より「シストレ口座」入金することで始めるとができます。
最小取引単位 | 1,000通貨 |
通貨ペアの種類 | 34 |
システム | ミラートレード(人を選ぶ) リピート |
スプレッド | 非公開 |
機械的な自動売買プログラムではなく、優秀なトレーダーを選ぶだけで自動売買をおこなうことができる特徴があります。
みんなのシストレは国内の選択型自動売買サービスの中で唯一専用スマホアプリを提供しているため、
スマホ一台ですべての機能を利用できます。
みんなのシストレで実際に売買しているユーザーの利益ランキングをもとに簡単にトレーダー選択ができ、
簡単に理想に近いストラテジーを選択できます。
リピート注文型の自動売買ツールも導入されてさらに幅広く戦略を立てることができるようになりました。
メリット | デメリット |
・機械でなく、優秀な人のトレードを選んで自動売買ができる ・専用のスマホアプリやコールセンターなどサポートが充実 ・取引通貨が34ペアと豊富 | ・人任せになるので取引が上達しにくい ・スプレッドが変動性でわかりにくい |
FXのおすすめ自動売買ツールを選ぶ際の注意点
うまく使いこなすと便利なFX自動売買ツールですが、中には入金したお金が引き出せなくなったりするような詐欺にあう可能性もあります。
「放置するだけで毎月〇万円の利益!」や「必ず勝てる!」など甘い言葉に惑わされて詐欺被害に遭わないために確認しておくべきポイントがあります。
それは、金融商品取引業の登録をしているかどうかです。
業者の所在地が海外であっても、日本の居住者のために又は日本の居住者を相手方として金融商品取引行為を業として行う場合は、日本で金融商品取引業の登録が必要です。金融商品取引を行うに当たっては、まず、相手方業者の登録を確認してください。登録の有無及びその連絡先は、「免許・許可・登録等を受けている業者一覧」にてご確認ください。
金融庁 詐欺的な投資勧誘等にご注意ください!より引用
どれだけ魅力的なシステムや特典、SNSの有識者のおすすめであっても、まずは金融商品取引業の登録を行っている業者かどうかの確認を行いましょう。
まとめ
いかがでしょうか。FXの自動売買ツールを選ぶ際のポイントとしては、
・最小取引単位
・通貨ペアの種類
・システムの種類
・スプレッド
・その他取引にかかる手数料
などを比較し、自身の目的に合った自動売買ツールを選ぶことをおすすめします。
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